2025年4月末、5歳児と60代の両親を連れて6日間のフーコック島旅へ行ってきたので、旅行記にします!
2025年5月現在、「地球の歩き方」ではわずか1ページ、他のガイドブックでもほとんど紹介されていないフーコック島の魅力を、実際に訪れたからこそわかる目線でお届けします。

フーコック島の情報ってほとんどないから、初めてフーコック島へ行くファミリーやカップルはぜひ読んでくださいね♪
フーコック島の基本情報

東南アジアの隠れた楽園・フーコック島。
ここでは、旅の出発前に知っておきたい島の基礎情報を、項目ごとに分かりやすくご紹介します。
行き方まとめ(航空券・乗継ぎ)
日本からフーコック島へは直行便がなく、ホーチミン経由 ( ハノイ経由も ) での乗り継ぎが一般的です。
ホーチミン(タンソンニャット国際空港)で国内線に乗り換え、フーコックまでは約1時間のフライト!
国内線への道は「Domestic」の案内に従って徒歩5分ほどで移動可能です。
ただし、ベトナム国内線は遅延・欠航が多めなので、時間に余裕を持った計画が必要です。
\入国審査がたった10分で完了!遅延してもスムーズに入国できておすすめです/
▶ベトナム空港の優先入国サービス(ファストトラック)を徹底解説!
島内の移動手段と相場
フーコック島内の移動には、Grabの配車アプリがとても便利!
参考までに、移動コストの目安を紹介すると…
驚くほどリーズナブルなので、移動は基本的にすべてGrabを利用していました。
というのも、Grab以外のタクシーは、結構ぼったくろうとするんです…。
なので、Grabは日本にいるうちにアプリをインストール&設定しておくのがおすすめです!
ベストシーズン・服装
フーコック島の乾季は11月〜4月で、観光に最適な時期とされています。
私が行ったゴールデンウィークも毎日快晴でした。
一方、5月下旬に訪れた友人は「毎日が長雨で、まるで梅雨のようだった」とのこと。
雨季は天気の変動が大きいため、雨季に行くなら雨具の準備をお忘れなく!
6日間モデルコース(家族3世代向け)

私が実際に行った家族三世代用6日間スケジュールをご紹介します。
日程スケジュール
当初はヴィンワンダーズに2日間行く予定でしたが、家族の体力を考えて予定を調整。
結果的に、ゆったり過ごせる無理のないスケジュールになり、のんびりした時間も楽しめました。

行きはベトナム航空、帰りはベトジェットを利用しました。
手荷物や乗り継ぎの詳細は、別記事にまとめていますので、気になる方はあわせてご覧ください。
宿泊レビュー:サリンダリゾート

実際の滞在写真にレビューコメントを添えてまとめました。
スクロールしていただくと、すべての写真をご覧いただけます。
今回宿泊したのは、フーコック島初の5つ星ホテル「サリンダリゾート」。
Agodaでの口コミは3,000件超、評価は驚きの9.4。
空港から車で10〜15分、無料送迎付き ( 事前予約が必要 ) でアクセスも抜群です。
ロングビーチ沿いの落ち着いた立地にあり、アロマ香るレセプションや花に囲まれた庭など、癒しの空間が広がっています。
近年フーコックでは高級ホテルが増えていますが、サリンダはスタッフのホスピタリティの高さが特に好評。
実際に滞在中もとても快適で、家族みんな「また来たいね」と話すほど気に入りました。

サリンダリゾートの詳しいレビューは、こちらの記事で紹介しています。よかったらぜひ読んでみてください♪
スポット&アクティビティ
遊びも食も充実しているのがフーコック島の魅力。
ここでは、家族みんなで楽しめるアクティビティやグルメスポットを一挙にご紹介します。
Vin Wonders
VinWondersのチケット料金は以下の通りです。
VinWondersは、遊園地・水族館・プールがそろった複合型テーマパーク。
一方で、Vin Safariは別敷地のサファリパーク、テディベアミュージアムもまた別の施設になります。

チケット料金表では分かりにくいのですが、VinWondersに2日連続で行きたい場合、コンボ券は使えません。
コンボ券(VinWonders・サファリ・テディベアミュージアムを2日間で回れるチケット)は、各施設に1回ずつしか入場できない仕組みです。
そのため、VinWonders(遊園地)に2日間行くには、1日券を2枚購入する必要があります。
当初はVinWondersに2日間通うつもりでしたが、正直体力的にきつくて断念(笑)。
結局、1日券を購入して初日のみ訪問しました。
想像以上に広く、遊園地エリアまで行けずに水族館とプールで1日終了…。
今回はその2つを中心にレビューします♪
ホントム島ケーブルカーとウォーターパーク
フーコック島には全長7,899.9mの世界最長級ケーブルカーがあり、海や島の絶景を楽しみながら15分の空中散歩ができます。
終点のホントム島には「Aquatopia Water Park」があり、スライダーが豊富で待ち時間ほぼゼロの快適さ!
5歳の息子(身長110cm以上)もいくつかのスライダーに挑戦でき、日本では難しいアトラクションも身長基準だけでOKなものが多く、大満足の様子でした♪
ホントム島とヴィンワンダーズどちらがおすすめ?2つのウォーターパークを比較

ホントム島のアクアトピア・ウォーターパークは、大人と一緒に楽しめるアトラクションが多く、水遊びを旅のメインにしたい家族にぴったりのスポット。安心・快適・スリルのバランスが絶妙です。
さらに、世界最長のケーブルカーでの移動も特別な体験になり、思い出づくりに◎。「今日は水遊びに全力!」という日におすすめです。
一方、VinWondersはウォーターパークだけでなく、水族館や遊園地もある複合型テーマパーク。1日でいろいろ楽しみたい方にぴったり。
どちらも魅力的ですが、時間の都合でどちらか一方を選ぶ方も多いはず。
そこで今回は、この2つのウォーターパークを比較してみました!
ホントム島のアクアトピア・ウォーターパークはこんな人におすすめ
ヴィンワンダーズ・フーコック・ウォーターパークはこんな人におすすめ
- 水遊びメインでたっぷり楽しみたいご家族
→ アクアトピアは水上アトラクションに特化。ウォータースライドの密度と種類が豊富で、1日しっかり水遊びに集中できる。 - 身長90〜119cmのお子様がいる家族
→ 身長に応じた大人同伴で利用できるスライドが豊富。細やかな同伴ルールにより、制限があっても体験できるアトラクションが多い。 - 最新鋭&高品質なスライドを体験したい方
→ ProSlideやWhitewater Westなど世界的メーカーのスライドを完備。スリルレベル表示もあり、選びやすい。 - 混雑が苦手な人・待ち時間を減らしたい方
→ ケーブルカーで入場者数がコントロールされており、待ち時間が少ない傾向。 - 清潔で快適な設備を重視する方
→ 更衣室・シャワー・ロッカー・日陰の充実度が高い。 - ケーブルカーという非日常体験を旅の一部にしたい方
→ 世界最長の海上ケーブルカーの絶景体験も含まれており、移動も楽しみのひとつ。
- 水遊びだけでなくテーマパーク全体を楽しみたい家族
→ ウォーターパークに加え、水族館・ショー・ジェットコースターなど多様なアトラクションが揃う。 - 身長90cm以下のお子様をプールで全力で楽しませたい家族
→ 子供用のプールが充実しており、赤ちゃんから未就学児まですべてに対応できる。 - ディズニー風のテーマパーク体験を求める方
→ 「ベトナムのディズニーランド」とも呼ばれ、世界観の作り込みが特徴。 - 静かにゆったりとしたパーク体験を好む方
→ 広大な敷地により混雑が分散。 - 水族館なども含めて知的好奇心を刺激したいご家族
→ 子どもたちに人気のマーメイドショーや海洋生物展示がある。

我が家の息子(5歳・身長110cm・スリル好き)は、スライダーがたくさん楽しめるホントム島のウォーターパークが大のお気に入り。
この身長だと日本ではほとんどのスライダーに乗れないので、思いきり遊べてとても楽しかったようです♪
フーコック島のおすすめグルメ
フーコック島に来たら、やっぱり外せないのが新鮮なシーフード。
海に囲まれたこの島では、獲れたての魚介を使った料理がリーズナブルに楽しめます。
中でもおすすめなのが、日本人旅行者からの口コミも多く寄せられている「Xin Chao seafood restaurant ( シンチャオレストラン ) 」。
観光客に人気ながらも、味とコスパのバランスが良く、安心して食事が楽しめるお店です。

夕暮れどきに訪れるのがおすすめです。
海に沈む夕日を眺めながら食事ができて、素敵な写真も撮れますよ。少し早めの時間に行くのがベストです。
家族3世代旅行のリアルな工夫まとめ
小さなお子さんや高齢のご家族と一緒の旅では、通常の旅行とは違う注意点もあります。
ここでは、家族旅行をスムーズにするための実用的なコツをお届けします。
医療・衛生
両親にとっては久しぶりの海外旅行だったこともあり、海鮮系の揚げ物が続いたせいか、少し胃もたれ気味に。
持参した胃薬を飲みながらの滞在でしたが、つらそうな場面もありました。
出発前に病院で整腸剤を処方してもらっておいたのは正解。
幸い食中毒や体調不良にはならず、医療機関のお世話になることもありませんでしたが、念のために調べておいた現地の病院情報を以下にまとめておきます。
荷物・持ち物
実際に5歳の息子&60代の両親と一緒にフーコック島を旅して、「これは本当に持ってきてよかった!」と実感したアイテムをご紹介します。
どれも心からおすすめできるグッズです。
行く前に「蚊や虫が多い」という口コミを見て虫除けスプレーを持っていくか迷いましたが、実際には特に刺されることもありませんでした。
気になる方は、現地のスーパー(キングコングマーケットなど)でも購入できるので、現地調達でも十分対応できますよ。
旅行にかかった費用とお得に旅する工夫
フーコック島への旅行を計画中の方に向けて、ここではフーコック島旅行で実際にかかった費用と、節約につながるちょっとした工夫をご紹介します。
総費用と節約ポイント
今回は両親との旅行だったため、マイルは使わず、ホテルと航空券を現金で手配しました。複数の予約サイトを比較した結果、最もお得だったTrip.com(トリップドットコム)で予約。
最初は4泊の予定でしたが、試しに5泊で検索してみると、なんと5泊の方が安いという結果に。
泊数を前後で調整してみるだけで、費用を抑えられることもあるので要チェックです。
迷わず5泊に変更し、コストを抑えながらも、ゆったりとした滞在を楽しめました。
▼ Trip.com(トリップドットコム) おすすめです♪
両替の工夫
私はクレジットカード利用時の海外事務手数料を避けたくて、事前にRevolut(レボリュート)を設定して持参しました。詳しい使い方は別記事にまとめているので、ぜひそちらをご覧ください。
一方、両親は日本円の現金を持参し、キングコングマーケット前の両替所をいくつか回って一番レートの良い場所で両替。ただ、最終的にはホテルと同じレートだったようで、そこまで動かなくてもよかったかもしれません。
まとめ
ベトナム最後の楽園ともいわれるフーコック島は、観光地としての知名度はまだ高くないものの、海の美しさ、物価の安さ、アクティビティの充実度、そして人の温かさまで揃った、まさに“楽園”でした。
今回は5歳の息子と60代の両親を連れた三世代旅行でしたが、事前にポイントを押さえておけば、子連れ・シニア連れでも安心して楽しめます!
この記事が、これからフーコック島を訪れる方の参考になれば嬉しいです。
あなたの次の旅先候補に、ぜひ加えてみてくださいね♪
あわせて読みたい関連記事はこちら
【ベトナム航空の手荷物ルールガイド】受託手荷物と機内持ち込み対策
フーコック5つ星ホテル「サリンダリゾート」を本音レビュー
海外旅行にレボリュートを使うべき理由!得する使い方と注意点まとめ
【セントレアのコーラルラウンジ解説】プライオリティパス保持者必見
\こちらベトナム旅行する方は全▶員要チェック記事です!/
10 分で入国完了した体験談はこちら
▶ベトナム空港の優先入国サービス(ファストトラック)を徹底解説!
\今回はTrip.com(トリップドットコム) で予約しました!/
▼とてもお得に予約できたのでおすすめです