
「どこかにマイル南の島」って、たった7,000マイルで離島旅行が当たるかも──そう聞くとワクワクしない?
航空会社のマイル抽選企画って、「次はどこへ飛べるんだろう?」というワクワク感がたまりませんよね♪
でも同時に「…本当にお得なのかな?」と、つい計算モードに入ってしまうのも事実。
そこで今回は 確率 と マイル価値 の2つの視点から、JALの「どこかにマイル南の島」を丸ごと検証してみました!
どこかにマイル南の島の基本情報
旅行の行き先がランダムに決まる「どこかにマイル南の島」。
その仕組みや対象となる離島について、ルールや手順とともにわかりやすくまとめました。
申し込み〜行き先確定まで:3ステップで完了!

JAL の「どこかにマイル南の島」は、行き先が抽選で決まるちょっと変わった特典航空券サービスです。

どこかにマイル南の島って、どうやって申し込むの?

希望する日時を選ぶと、行き先候補が3つ出てくるよ!
気に入らなければシャッフル100回までOK!
3つ気に入ったものが出たら申し込んで、JALがその中から1つを選んで3日以内に決定してくれるよ♪
- 発着地と日程を選ぶ
- システムが 3つの候補地 を表示
- 気に入らなければ「シャッフル」ボタンで引き直し
- OKなら申し込み
- 3日以内にJALが最終行き先を決定
行ける離島リスト(那覇発・鹿児島発)

発着地によって、出てくる候補地が変わるのもポイント♪
那覇発着なら、沖縄本島周辺や八重山エリアが対象に。
鹿児島発着だと、奄美群島やトカラ列島周辺が行き先候補になります!
どこかにマイル南の島は本当にお得?数字でじっくり検証
見た目だけではわからない「どこかにマイル南の島」のお得度。
ここでは、通常必要なマイル数との比較や、各候補地の運賃情報、さらに人気の離島の傾向までチェックして、実際のコスパをじっくり読み解いていきます♪
通常必要マイルとの比較(往復)

まず、対象となる各路線の通常マイル交換レートを整理してみましょう。
\\ 那覇 発着 //
候補地名 | 通常の必要マイル(往復) |
---|---|
沖永良部島 与論島 久米島 | 往復9,000マイル |
宮古島 | 往復11,000マイル |
石垣島 北大東島 南大東島 | 往復13,000マイル |
与那国島 | 往復15,000マイル |
\\ 鹿児島 発着 //
候補地名 | 通常の必要マイル(往復) |
---|---|
種子島 屋久島 | 往復9,000マイル |
喜界島 奄美大島 徳之島 | 往復13,000マイル |
沖永良部島 与論島 | 往復15,000マイル |
つまり…
どこに当たっても7,000マイルは破格
最安でも2,000マイル、最高で8,000マイルも得します。

どこに当たっても絶対に損はしないのは最高♪
シャッフルしない場合の平均メリット(那覇発)

まずは、最初に提示された3路線をそのまま確定した場合の期待値を計算してみましょう♪
那覇発着で、各路線が等確率(1/8)で当たると仮定した場合はどうなるのか…?
平均必要マイル:
( 9,000×3+11,000+13,000×3+15,000 ) ÷ 8 = 11,500マイル
どこかにマイル南の島は往復7000マイルなので、平均して4500マイルお得になる計算です。
つまり、深く考えずに参加しても、必ずお得になるのがこのサービスのすごいところ!
シャッフル100回で「高価値セット」はどれくらい出る?(那覇発)

ここからがいよいよ本格的な攻略編!
100回分のシャッフル権を活用して、できるだけマイル価値の高い路線セットを狙っていきます♪
今回は、那覇(沖縄)発にしぼってチェックしてみましょう!

この最高価値セット、もし100回シャッフルしたら本当に出るのか…?
実際にその確率を計算してみましたよ♪
・最高価値セットの組み合わせは全部で3通りしかない
・8 個ある島から 3 つ選ぶので、その組み合わせは56 通り
全部で56通り → そのうち当たりが3通り
なので 3 ÷ 56 ≒ 0.054
→ 約5%、ざっくり 20回に1回 最高価値セットが出るイメージです。

ということは…
100回までシャッフルできるので、ほぼ確実に1回は引ける計算です。

あきらめずにどんどん引いてみるべきだね♪
「現金だと安い?」も検証

「マイルで申し込むなら『どこかにマイル南の島』の方が断然お得!」って結論には納得…!
でも、離島ってLCC(格安航空会社)が飛んでるエリアもあるから、「現金で買った方が安いんじゃ?」って思っちゃいますよね。
というわけで、実際に計算してみました♪
※条件:9月最安運賃×2で試算
那覇発の候補地 | 通常の運賃(往復) | 7,000マイルあたりの価値 |
---|---|---|
沖永良部島 | ¥29,400 | 4.20 円/マイル |
与論島 | ¥24,340 | 3.48 円/マイル |
久米島 | ¥11,480 | 1.64 円/マイル |
宮古島 | ¥12,562 | 1.79 円/マイル |
石垣島 | ¥11,080 | 1.58 円/マイル |
北大東島 | ¥23,800 | 3.40 円/マイル |
南大東島 | ¥23,800 | 3.40 円/マイル |
与那国島 | ¥38,100 | 5.44 円/マイル |
鹿児島発の候補地 | 通常の運賃(往復) | 7,000マイルあたりの価値 |
---|---|---|
種子島 | ¥22,220 | 3.17 円/マイル |
屋久島 | ¥25,520 | 3.65 円/マイル |
喜界島 | ¥32,560 | 4.65 円/マイル |
奄美大島 | ¥28,820 | 4.11 円/マイル |
徳之島 | ¥32,120 | 4.58 円/マイル |
沖永良部島 | ¥35,420 | 5.06 円/マイル |
与論島 | ¥41,140 | 5.87 円/マイル |

マイルの価値がちょっと薄れちゃう使い方になるので…
那覇⇒宮古島・石垣島は、正直マイルで取らない方がよさそう!!
人気離島のマイル単価が低くなる?大当たり路線を考察!

前の項目で候補地ごとの最安運賃を調べていて気づいたんですが…
距離が近い=運賃が安い、ってわけじゃないみたいなんです!
宮古島や石垣島のような人気路線は、JALやANAだけじゃなく、スカイマークやソラシドエアなど他の航空会社も就航しているので、通常運賃でもけっこう安く行けることがあるんですよ…!!!
そのため、『どこかにマイル南の島』で行った場合でも、マイル単価が下がってしまって「お得感」がちょっと薄れることもあるんです。
もちろん、必要マイル数だけで見れば、どの行き先でも通常より2,000マイル以上はお得なので、全体的には“当たり”なんですが…
実際には「これはラッキー♪って思える当たり路線」と「うーん…ちょっと微妙かも?って感じるハズレ路線」があるなぁと感じました。

JALマイルの価値は、一般的に「1マイル=約1.5〜2円」と言われています。
その基準で見てみると、「これは当たり!」と思える路線と、「うーん…ちょっとマイル単価が低めかも?」というハズレ路線が見えてくるよね!

ショック…!
まさかの事実だけど、意外と人気の離島ほどハズレ路線扱いになることもあるのね…。
まとめ:どこかにマイル南の島
記事のまとめ
- 7,000マイルで離島旅行が可能な「どこかにマイル南の島」は基本的にお得なので、まず応募して大丈夫
- 平均的に通常より4,500マイル分の価値あり
→ 何も考えずに申し込んでも損はしない - シャッフル機能(最大100回)を使えば高価値路線(15,000マイル相当)を狙える
- 行き先によってはマイル単価が2円以下となる“ハズレ”も存在
→人気路線=お得とは限らない点に注意(例:宮古島・石垣島) - 狙うならマイル単価4円以上
→ 那覇発なら 沖永良部島・与那国島
→ 鹿児島発なら 喜界島・奄美大島 ほか
「どこかにマイル南の島」は、旅のワクワク感とコスパの両方を楽しめる優秀なマイル活用方法です。
ぜひ “大当たり” を引いて、南の島時間を満喫してくださいね♪

とりあえず気軽に応募してみましょう! 7,000マイルなら損はしないし、うまくいけば大当たりですよ♪