「7,000マイルで往復航空券が手に入る」と聞いたら、旅好きなら一度は気になったことがあるのではないでしょうか。
JALのユニークなサービス 「どこかにマイル」。行き先をおまかせする“旅ガチャ”のような仕組みは、ちょっとワクワクしますよね。
でも、実際に利用する前にこんな不安を感じる人も多いはずです。
この記事では、実際に私が体験した「ハズレ旅行」をもとに、どこかにマイルのリアルな魅力や当たりを引くコツ、基本ルール、メリット・デメリットまでまとめました。
これから利用を検討している人が、後悔せずに楽しめるようにリアルな情報をお届けします。

この記事の内容を1分で読めるマンガはこちら。
めくって読んでくださいね♪
どこかにマイルとは?基本ルールを解説

まずはサービスの仕組みを整理しておきましょう。
7,000マイルで往復航空券が取れる仕組み
通常、国内線の往復特典航空券は12,000マイル以上必要ですが、このサービスならたったの7,000マイルで往復航空券が取れます。
このように 圧倒的に少ないマイル数で国内旅行できるのが最大の魅力です。です。
当たりを引くためのコツ
完全に運任せに見える「どこかにマイル」ですが、実は工夫次第で満足度を高められます。
- 空席の多い日を狙う:JAL公式サイトで「空席あり」「残席わずか」を確認
- 時間帯を絞る:希望の便が含まれる時間帯を指定する
- 検索回数を増やす:スマホやブラウザを切り替えて検索上限を突破
どこかにマイルは本当にお得?メリット・デメリットを解説

ここまでの情報はネットで調べれば出てきますが、ここからは私自身が実際に使ってみて感じた「メリット」と「デメリット」をご紹介していきますね♪
メリット
デメリット
- 必要マイル数が少なくお得
- マイルの有効活用になる
- 思いがけない旅先との出会い
- キャンセル・変更が一切不可
- 行き先を選べない
- 子連れ旅行には不向き(時間帯が選べない)
- 名古屋は対象外

メリットも大きいけど、デメリットも結構シビアだね…

そうなんだ。
特に子連れだと、計画の立てにくさが気になるかもしれないね。
行き先が確定してからとなるとギリギリだったり、人気のホテルやアクティビティの予約は難しいんだ。
どこかにマイル体験談|“ハズレ旅行”から学んだ注意点

攻略法を駆使しても、やっぱり思い通りにはいかないこともあります。
どこかにマイルは空席を埋める仕組みである
「どこかにマイル」は、結局JALが空席を効率よく埋めるための仕組みなんですよね。
そのため、空席が多い路線や便数の多いエリアほど候補に出やすくなる傾向があります。
実際に地方路線の搭乗率は都市部と比べて低く、JALも効率的に空席を埋める仕組みとしてこのサービスを運用していると考えられます(参考:国土交通省 航空輸送実績)
その結果として起こりやすいリスクがこちら。
フライト時間が希望に合わず、夜便や早朝便に割り当てられる可能性
私の場合は運悪く…行きが夜便・帰りが早朝便という組み合わせに。
当初は2泊3日の予定だったのに、実質1.5日しか遊べない旅程になってしまいました…。
この経験から学んだのは、「次に使うときは必ず中2日をあけて予約する」こと。
ちょっとした工夫ですが、旅を楽しむ余裕を作るうえで大事なポイントだと感じました。
妥協した候補地が選ばれて後悔した話
候補を4つ選ぶときに、つい「この3つは行きたい!あと1つはまあ仕方ないか…」と妥協して入れてしまうこと、ありませんか?
私も「帯広・三沢・長崎・鹿児島」を選んだとき、正直なところ鹿児島だけは外したかったんです。でも親戚や両親の故郷でもあり、「まあここでもいいかな」と思って入れてしまいました。
結果は…鹿児島!
もちろん魅力的な場所ですが、何度も訪れているので新鮮味がなく、ちょっと残念な気持ちになりました。
妥協すると25%の確率でその候補地になる
どこかにマイルで失敗しないためのコツ

実体験から学んだ“ハズレ回避術”をいくつか挙げてみます。
- 候補4つはすべて「行きたい!」と思える場所にする
- 中2日はあけて検索する
- 夜便・早朝便の可能性を覚悟する
こうした失敗談って、意外と他のブログではあまり触れられていないかもしれません。
でも実際に体験してみると、「これがどこかにマイルの怖さであり、同時に面白さなんだな」と強く感じました。
どこかにマイルの申し込み方法と予約手順
手順はとてもシンプルです。
検索〜候補地決定までの流れ
- JALの公式サイトから「どこかにマイル」のページにアクセス
- 出発地、日程、人数を選択
- 候補地4つを確認(最大100回まで再検索可)
- 申し込み確定
- 3日以内にメールで行き先が通知される
JALマイルを効率的に貯める方法

7,000マイルでも、家族で使うとなると意外と必要数が多いですよね。
そこで効率的な貯め方をご紹介します。
JALモバイルに変える
JALモバイルは、JALとIIJが共同で始めたモバイルサービスです。
月額850円で2GBプランを利用でき(※その他にもプランはある)、しかも毎月マイルやLife Statusポイントがしっかり貯まります。
さらに特典として、年に1回「どこかにマイル」が1500マイルで利用できるのも大きな魅力!

格安料金なのにマイルが貯まる。
しかも、年1回は1,500マイルで利用できる特典ありは最高!!
ファンくるでモニター報酬としてポイントを貯める
JALマイルを貯める方法として意外と知られていないのが、ファンくる(Fancrew)のモニター案件です。
飲食店や商品モニターに参加すると、支払った代金の一部がポイントとして還元され、そのポイントをマイルに交換できます。
「どうせ外食するならファンくる経由で」
「どうせ買うならモニター対象の商品を」
そんなふうに日常の習慣を少し変えるだけで、無理なくマイルが貯まっていきます。
ファンくる初心者の方はまずこちらを読んでみてくださいね♪
⇒ファンくるのポイント交換先おすすめ!お得すぎる使い方を伝授します
ポイントサイト(モッピー・ハピタス)で加速
「モッピー」や「ハピタス」などのポイントサイトを経由してネットショッピングやクレジットカードの発行を行うと、大量のポイントが貯まります。
そのポイントをJALマイルに交換することで、一気に目標マイルに近づけます。
ポイントサイト初心者の方はまずこちらを読んでみてくださいね♪
⇒ポイ活はくだらない?半年で航空券3枚分の価値が生まれた驚きの体験
まとめ|「どこでも楽しむ気持ち」が一番の攻略法
どこかにマイルでハズレをひかないコツ
- 7,000マイルで国内旅行できるお得さは唯一無二
- ただし「空席状況」「便の時間」に左右されるリスクあり
- 失敗を防ぐには「妥協せず候補を選ぶ」「中2日をあける」ことが大切
私自身、鹿児島行きで少し落胆した経験もありましたが、新しい楽しみを見つけることができました。
結局のところ、「どこに決まっても楽しむ気持ち」があれば、どこかにマイルは最高のサービスです。
あなたも7,000マイルを握りしめて、次の旅先をおまかせしてみませんか?